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思考空間

 思考しているとき、見ている、あるいは感じられている「場所」を、「思考空間」と呼ぶことにする。

 親密さの感じられる巨大な魚と共に海水路をわたる情景。

 雨のような、網の目のような絹が降り注ぐ様。

 あるいは、形容しがたい、奔流のような、永遠へと続いているような開けた場所。

 おそらくはその背後に「現実」がある夢の夕焼け。

 そういう、思考にともなう、思考を促す空間。

 思考とは「見、感じられている場所にあること」と言えるかもしれない。

 そこで動きはじめるのは、だれの意思なのか?

 永遠へと続いているような場所、とは普遍のこと(自由)

 そこへと至る試みの途上に、私たちはいる(存在理由)

 実体ではなく、動き、流れ、訪れる何か。

 いまここ、の背後に、広大な「場所」がある。

 その認識、そこからの発語。

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