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この世の外から語りかけてくるもの

 この世の外から語りかけてくるものがある。

 生を生たらしめているもの。

 つねに傍らに存在するもの。

 しかし捉えられないもの。

 画家はそれを描こうとし、音楽家はそれを奏でようとする。

 文学の表現したいのもそれである。

 生とは、それとの対話である。

 例えば、人の支援をしている人が日々感じているのは人を理解する際の労苦と、ときおり訪れる喜びであるが、それらはともに、つねに傍らに存在するものの促しによる。

 喜びとはそれとの対話である。労苦もまた。

 〈学問と忍耐、責め苦こそが必定だ〉A.R.

 考えているのは、生きているのはむろん私ではなく、その捉えられないものである。

 それを大切にするために私は存在する。いつまでも。

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(冬の光)

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