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ユマニチュード l'humanitude

 本田美和子,イヴ・ジネスト,ロゼット・マレスコッティ(2014).ユマニチュード入門.医学書院

 DVD(2014).ユマニチュード-優しさを伝えるケア技術.医学書院

 人として接することで、子が人になるように、人として接することで、認知症高齢者は人としての生を取り戻す。そこにあるのは、優しさの方法論である。

 人として接するとは、絆をつくっていくことである。

 あなたのそばには私がいます、だから安心してくださいと、言っている。

 「あなた」にわかるように、安心してもらえるように、ケアを尽くす。

 見る(視線を捉まえる)、話す(わかるように説明する)、触れる(安心を共有する)、そして立つ(能動を促す)。なぜそうするのか、根拠がわかっていることが重要である。わかっているからこそ、ケアができる(無意識にわかっている人もいる)。

 意味が剥落するから、意味を与え続ける。すぐに忘れがちであるから、話しかけ続ける。愛情を失いがちだから、愛を出し続ける。それが絆をつくっていくこと。

 優しく、ゆっくり、静かに、歌うように。

 私たちに必要なのは、「あなた」のことを思い続けること。

 「あなた」が大切に育ててきたたくさんのものに、一つ一つ気づいていくこと。

 絆を手放さないこと。

 いつまでもいっしょにいること。

http://www.youtube.com/watch?v=yUs-8-w86LM

http://www.youtube.com/watch?v=viC378BmxTc

004

(夕日と桜)

 

 

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