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あなたの心を与えなさい

 4月から働かせてもらうことになった介護事業所の壁に、次の文章がさりげなく架けてあった。

 

 〈親切で慈しみ深くありなさい

 あなたに出会った人が誰でも

 前よりも、もっと気持ちよく

 明るくなって帰るようにしなさい

 親切があなたの表情に

 まなざしに、微笑みに

 暖かく声をかける言葉にあらわれるように

 子供にも貧しい人にも

 苦しんでいる孤独な人すべてに

 いつでも喜びにあふれた笑顔を向けなさい

 世話するのでなく

 あなたの心を与えなさい

                                           マザー・テレサ〉

 

 すべてがよい言葉だと感じられるのだが、とくに最後の2行にハッとさせられた。

 世話をするのではないということ。してあげているのではなく、させてもらっているということ。その感謝の気持ちを相手に伝えなさいということだと、私には感じられる。

 相手に、伝えきれないこともあると思う。そのせいで、うまくいかないと感じられることもあると思う。それでも、伝わることを信じて、伝えなさいということだと思う。

 そうして、心をよりそわせること。

 私のすべてを尽くして。私を超えて。私を無くしてしまって。

 いまここがすべての、この時に、この場所で。

 何があっても、想いつづけ、信じつづけること。

 それだけのために、身体を使い、生きている気がする。

 相手がいなくなったとしても、それでも相手への感謝の気持ちは変わらないと、私は思う。

 たぶん、私たちは永遠に生きているのだ。

020

(熊本に来て初めて咲いた、うちのガーベラ)

 

 

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