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あきらめない

 認知症フォーラム あきらめない (2月8日 ホルトホール大分にて)

 認知症の原因疾患は、アルツハイマー型50%、血管性20%、レビー小体型20%、その他(前頭側頭型など)10%で、それぞれの症状をよく理解しておくことが大切。

 例えば、アルツハイマー型では、同じことを言ったり聞いたりする、同じものを買ってきて冷蔵庫がいっぱいになる、お金の計算ができなくなる、慣れた道でも迷ってしまう、など。

 血管性では、意欲や自発性がなくなる、情動失禁(急に泣く)、イライラしたり怒りやすくなる、など。

 レビー小体型では、ありありとした幻視、歩行障害や体の震え、認知機能の変動、など。

 前頭側頭型(ピック病も含まれる)では、食行動の異常、同じ行動をくりかえす、抑制が効かない、わが道を行く行動、など。

 薬も以前に比べ随分有効になってきた。ドネペジル(アリセプト)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(イクセロン)、メマンチン(メマリー)、抑肝散(漢方)など。

 中核症状は、記憶障害、見当識障害、判断力低下、実行機能障害。

 周辺症状は、不安、焦燥、抑うつ、暴言暴力、徘徊、妄想など。

          *          *          *

 さて、私たちはどのように対応するか。

 見つめること、その人そのものを理解すること(パーソンセンタードケア)、生活歴を知り、考え方(生き方)を理解する、つまり「よりそう」こと。

 触れること(手当て)、安心してもらうこと。

 物とられ妄想は、比較的初期に出てくるけれど、その不安感を共有すること。

 徘徊される時期には、ここに居てもいいのですよという、居場所、安心感をもってもらえるよう心がけること。

 うまくいかないときは、視点を変えること、その人との関係づくりに配慮すること。

 発せられる言葉の表面に捉われるのではなく、もっと深いところによりそうこと。

          *          *          *

 Humanitude という方法も、見つめること、話しかけること、触れること、立つことを、4つの基本としている。つまり、その人そものを大切にすること。

 そのためにも、症状や薬、生活のことなどを知ること。

 いっしょに、同じ場所に居ること。

https://www.ninchisho-forum.com/forum/

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(いつも、いっしょに)

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