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うまれる

 今受けた印象を

 おさなごのように

 くりかえし心にきざむ

 忘れないように というより

 そこにあるものに

 ふれたくて

 

 いつも意想外にやってきて

 きり果てのない扉をひらくもの

 わたしというここで

 

 また見つけたよ

 だれかがささやいた

 海はわらいさざめき

 つぎつぎに夢が生まれた

 

 向こうの壁に映る琥珀の光に

 世界のよろこびがあり

 今ここの鼓動に

 あたらしい時がながれはじめる

 記憶は幾重にもかさなり

 またうまれる時を待っている

008

(どこいこうか) 

 

  

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