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手で話す魅力

 先日(12月3日)、手話で話す人たちとの忘年会に参加してきた。

 会場に着くと、遠くの方から手で私に語りかけてくる人がいる。夏にお会いしたAさん(70歳の女性)。「前会ったよね。覚えている?」

 「ええ、夏の飲み会で。Aさんですよね」と言うと、隣りの人に「覚えていてくれたよ」と、楽しそうに話される。

 なんて便利な言語だろう。向かいの席の人と話したかと思えば、遠くの席の人に合図して話しはじめる。音的には静かだけれど、雰囲気はとても賑やか。いろんな方向へ手話が飛び交っている。

 ななめ向かいの人が私に何かを話される。私にはその意味内容が分からず、何度も首をかしげる。何度か首を傾げた後、まわりの人が説明をしてくれて、ようやく理解する。それを見ていた人がおかしがる。

 年配の方が最後の挨拶をされる。とても分かりやすく話される。必死に聴いていると、隣りの席の方が「あの人は聞こえる人」なのだと説明してくれる。ろう学校の校長先生なのだとか。

 手話で話される人たちはとても表情が豊かだ。嬉しそうに、楽しそうに、悲しそうに、ときには怒りながら。だから、とても賑やかだ。

 感情が直截に表現される。だから、聞こえる人たちより心がつながりやすいと感じられる。翌日には大分県手話研修会に参加したが、ここでも、何かしらあたたかな雰囲気が感じられた。このあたたかさはどこから生まれてくるのだろう? ずっと、そう感じていた。

 そんな、こんな魅力が手話にはある。もっと、ある気がする。

 いろんな楽しさ、面白さに気づきたい。

201111301158000

(スーパーの中のパン屋さんのツリー)

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コメント

絵手紙あっこさんの名前を検索していて見つけました。ブログ楽しみによませていただきます

あっこちゃんの絵手紙は楽しくて、元気がでて、言葉もとても良いですよね。絵手紙カレンダーもずっと見続けています!

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