« 誰でも手話リンガル | トップページ | シモーヌ・ヴェイユ »

欲求

 数多の意思を私の心に映し出す。

 (物語のように、音楽のように、聞いたことのない調べとして)

 どのような物語を創るのか?

 どのような音楽を奏でるのか?

 感じながら、考えながら、律動を生きる。

 そういうことを、私は私に強く求めている。

 未知なるもの、不可能なことを、欲求するからだろう。

 あらゆる意思と通じ合いたいと思うのも、そのせいだ。

 そのために、私は私を滅ぼそうとする。なぜかわからないのだが。

 積み重なった物質のエネルギーが、断層を引き起こし、巨大な余波が人の繁栄をのみ込む。その意思のような力をじっと見据える。生きている以上は生きつづけるようとする、私の芯にある意思は、その物質のエネルギーに対し、どこかで親近感を抱いているかもしれない。

 記憶というより、何ものかの意思が、否応なく在り続けている。

 星々のまたたきも、再生の姿。あれもまた、私だ。

 自らを滅ぼそうとするのは、再生への欲求である。今ここより別の何かを欲求する。

 もはや「私」とすら言えない欲求、がある。

3

(朝の光) 

   

 

« 誰でも手話リンガル | トップページ | シモーヌ・ヴェイユ »

思考」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/391404/41457398

この記事へのトラックバック一覧です: 欲求:

« 誰でも手話リンガル | トップページ | シモーヌ・ヴェイユ »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ