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被災松林県境越え支援

 6月14日(火)の河北新報・朝刊25面、「被災松林(仙台東部)県境越え支援」全文。

 

 東日本大震災の津波でほぼ壊滅した仙台市東部沿岸地域の松林をよみがえらせようと、新庄市など山形県最上地方の民間有志が、地元でクロマツの苗を育てて仙台沿岸に移植する「松ノ木支援プロジェクト」を始動させる。県境を越えた地で取り組む壮大な移植プロジェクトに、関係者は「何とか成功させたい」と強い決意を見せる。

            ◇

 最上地方の企業や個人でつくるプロジェクト実行委員会が1口1000円で寄付を募り、クロマツの苗(1本400~500円)を購入。新庄市や最上町、鮭川村、大蔵村などの里山に植える。17日に新庄市内に事務所を構え寄付とともに植える場所の提供を広く呼び掛ける。

 当面の目標は2万本で、2~4年育てた後、仙台市が策定する復興計画などを踏まえ、現地に移植する。

 仙台市宮城野、若林両区にまたがる東部沿岸地域は「浜辺の森」と呼ばれる松林が南北7㌔にわたって続き、防風や防潮の役目を果たしてきたが、ほとんどの木がなぎ倒され風景は一変した。

 実行委の結成は、新庄市の仕出し業「ヤマゲンフーズ」常務の斎藤敏美さん(44)が若林区の避難所に救援物資を届けた際、住民から松林の惨状を聞いたのがきっかけ。現地を目の当たりにした斎藤さんが支援策を提案すると、企業などに賛同の輪が広がった。

 実行委員長に就いた新庄郵便局長の堀江敏幸さん(53)は若林区二木に自宅があったが、津波で全壊した。「長年親しんだ松林が失われた風景は悲しく、怖かった。原風景の再生は、住民にとって復興の精神的な象徴になると思う」とプロジェクトに全力を注ぐ。

 仙台市側は「斬新な発想、視点での支援に心から感謝したい」(若林区災害対策本部)と歓迎の意向を示している。

 クロマツの苗を育てる場所は今後、最上地方以外にも広げたい考え。実行委事務所の連絡先は0233(23)0393。

      *      *      *

 連絡をとり、プロジェクトのパンフレットを送っていただいた。

 〔協賛〕1口1000円

  ・事務所に現金でお届けいただくか又は郵便振替で払込みください。

  郵便振替口座(番号) 02250-4-133922

           (名称) 防風林再生プロジェクト

 〔使途〕 協賛金はクロマツの苗木代・育成管理費・移植費・運搬費・事務所運営費などプロジェクト経費全般に充てられます。

 〔連絡先〕松ノ木支援実行委員会(代表:新庄郵便局長 堀江敏幸)

       事務所 新庄市沖の町2-28第一ビル1階(新庄駅前)

       Tel 0233-23-0393(FAX兼用)

       受付:月~金曜日の午前10時から午後5時まで

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(若林区沿岸のなぎ倒された松林の中の芽生え 6.4)  

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