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名付けることなく

 名付けることなく

 そのものを感じつづける

 音色を

 静寂を

 気配を

 いまここに生まれている何かを

 何ものでもないそれを

 すると私は世界になる

 感じられる何かは脈動し

 絶えざる流れとなる

 

 〈一粒の麦が地に落ちて・・・〉

 この世に落ちた私は死につづける

 だから生きられる

 語りあい

 音色となる

101

(生まれる)

 

 

 

 

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