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街角

 幽かに潮の香る橋脚に

 ロータリー中央の石造りの教会の屋根に

 目を凝らせば街角のあちらこちらに

 願いを遂げることなく去った人の意思を見る

 

 風景は

 そこにある心は

 どれほどの無名の夢に満ちているか

 

 その願いを思い

 その理想を聞く

 

 私たちの風景のために

392

(とある街角)

 

 

 

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