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新しい頁

 一枚

 また一枚

 生まれたての芽が自ら開くように

 新しい頁をめくる

 

 頁は

 液に浸した紙に像が浮かび上がるように

 次第に鮮明になる 

 

 これは何時の映像だろう

 何を記した言葉か

 

 山野辺の桜

 川底の模様

 

 しかしそれらは未知なるもの

 なぜなら

 見たことのない風景を

 私たちは生きているのだから

394

(初夏)

 

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