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i am sam

 映画 i am sam (2001年) を観て。

 子どもを育て、生きていくのに大切なのは、IQでも知識でもなく、気持ちだということを、登場人物たちの感情を通して描いている。

 インクルーシヴ、ノーマライゼーションというのは、障害を持っている人が、持っていない人同様の生活を送れる世の中にするという考えだが、そうであるのはあたりまえのことだと、改めて感じさせられた。とくに検事の質問を聴いていて。

 7歳の知能しかない人に子どもが育てられますか? と訊かれたら、育てられる世の中にすることが私たちのつとめではありませんか? と、私なら答える。

 それは困難であると、人は思い込んでいる。あるいは競争社会、個人主義社会を是としていて、その是非を疑っていないか、初めから結論づけている。

 人は助け合って生きていく。負けることを知らない弁護士リタが、母親としての自分を苛んでいることをサムに打ち明けるのは、かけ算のできない、難しい字の読めない、7歳の女の子の父親サムの能力による。

 本当は、世の中は効率を求めているのではない。繁栄を求めているのでもない。今ある人々の幸福を願っている。だから今ここにある気持ちが大切である。人の良さに気づくことが大切である。そして人は様々な困難に耐えて生きていく。

http://www.youtube.com/watch?v=FWuJWm1oovY&feature=related

010

(2011年4月14日午前6時)

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映画・ドラマ」カテゴリの記事

コメント

私も見たことあります。感動しました。人は子供を産んだからといってすぐに親になるわけではなく、周りの助けだったり、教えだったり、時には子供から教えられて共に成長していけるんだと思うから。私も日々、いろんな体験をさせてもらいながら成長してますcoldsweats01

嬉しさや辛さや、いろんな感情がいっしょになって模様を描いているような、とても良い映画ですね。
悲しみのような、でも耐えて生きることの喜びが感じられる毎日、一瞬一瞬を、サムは濃密に生きていますね。
何だかとてもあたたかいものに触れた気がしました。

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