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犬語の話し方

 スタンレー・コレン/木村博江(2002).犬語の話し方.文春文庫

 ヘルパーをしていて、時々困るのが利用者宅の犬ちゃんたちへの対応。そこで、利用者、犬ちゃんとのコミュニケーション促進のため、本書を読んでみた。犬語小辞典付き。

 筆者のスタンレー・コレン氏は、犬に詳しい、(人の)心理学者とのこと。

 読み進めるうちに、犬と会話ができたら、と思うようになった。対話の可能性が拡がり(バリエーションの増大)、心が通じ合えるかもしれないという気がしてきた。

 どのような声で吠えたら何を要求しているか。体の向き(姿勢、体勢)、尻尾の意味と向き(振り方、上下)、耳の向き、人の言葉の学び(理解度)、要するに仕草の意味を察することができたら、それに応じて指示も出せるし、いっしょに感じとり、いっしょに考えることもできるだろう。

 たとえば・・・

 「お散歩に行こう」と言うと、犬はうれしそうに尻尾を振って玄関に駆け寄る。手綱を手に取ると、つけやすいようにおとなしくする。威嚇的な犬に遭遇したら、「座ろう」と言って、相手の犬に対して横向きに座らせ、あるいは「あくび」を指示し、相手の戦闘意思をそぐ。「遊ぼう」と言うと、犬は尻上りの声で吠える。「あの赤いものをとって来て」と言い視線と身体をそちらに向けると、犬は取って来てくれる。「帰るよ」と声をかけると、走り寄って来る・・・

 犬の感じ方は人と違い、その違いを知ることで人の世界も広がるだろう。何より、意思を通じ合わせる楽しみがある。

 さあ、少しずつ「会話」を実践してみよう。

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