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インクルージョン

 インクルージョン inclusion とは、ノーマライゼーション normalization の理念を具体化する方法。

 ノーマライゼーションとは、1950年代にデンマークで生まれ、世界に広まった考え。

 障がいのある人も、他の人と同様に、平等に、この社会のなかで生きていくのがあたり前だという考え方。

 人格の成熟とは、相互に信頼し合い、依存しあう関係をもつことだと言ったのは、イギリスのA.ストー。

 自立とはよりよい相互依存の関係を築くことだと言ったのは、安積遊歩。

 それをバリアフリーと言ってもいい。

 今まで知らなかった自分の内なる力に気づくので、社会のエンパワーメントと言ってもいい。

 本来社会にあるはずの多様性、無限に気づくこと。どのような人にも学びと成長の機会が与えられていること。

 ほんとうに、あたり前のことなのだけれど。

 自らの多様性に気づくこと、自らに蠢くものたちの力に気づくこと、それが生きているということ。

 私に映る人々の振舞は私であり、私は日々そこに生まれるものたちを育もうとしている。

 インクルージョンとは可能性を育む活動である。

 この社会の行く末を占うキーワードかもしれない。

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(別府市境川河川敷)

 

 

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