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恋人の嘆き

 8月10日火曜日、竹瓦温泉前の夢喰夢叶にて、介助サービス利用者2名とギターの竹内幸一先生による演奏練習会を試みた。

 2名はハーモニカを演奏。練習が進むにつれて、3人の息が合ってきた。もっと練習を重ねれば、演奏会もできるのでは? と思わせられた。

 曲目は、酒よ、Love love love、大きな古時計、上を向いて歩こう、昴、いい日旅立ち。

 楽しい練習風景だった。利用者2人の、表現したい思いが溢れていた。ユニットが組めたら、と思う。そして日々練習を重ね、いつの日にか…

      *      *      *

 さて、練習会の初めに、竹内さんが何曲か独奏をしてくださった。

 その最初の曲、恋人の嘆きがとても良かった。悲しく、繊細な旋律が、先生の優しいお人柄と相俟って、とても心地良かった。

 J.K.Mertz, Pianto Dell'amante.

 http://www.youtube.com/watch?v=eBDePZAKkzc&feature=related

 作曲者はハンガリーの人らしい。目を閉じて聴くと、私の知っているヨーロッパが感じられた。

 音はなぜ、このように優しく、記憶を呼び覚ますのだろう。

 おそらく、感情の深い部分、奥底で感じられる何かを、伴うからだろう。――そこに訴えること。

 「音楽とは魂をうばうこと」、映画「めぐりあう朝」の登場人物が言っていた。

 そういうことだろう。

 そこに訴える力を身につけることが、音楽にかぎらず大切なこと。

 目に見えない何か、音に聞こえない何かに、触れること。

 それを守り、育むこと。

 

 

 

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