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The Notebook きみに読む物語

 アリーとノアの物語。

 一見自由奔放なアリーは、17歳の優等生で、「大切なことは両親が決める」生き方をしてきた。一方ノアは、勉強はできなかったが、詩の好きな父親に育てられた、心の素直な少年だった。

 アリーはノアに「大切なのはきみが何をしたいかだ」と説かれ、目覚め、口喧嘩しながらも、自分を見出してゆく。ノアは、アリーを愛することが自分の生きる道だと信じた。

 「神は科学を超えている」「私たちに不可能はない」と言うとき、ノアは確信に満ちている。確信は、アリーを愛し続けたから得られたのかもしれない。あるいは、確信があったからこそ、アリーを一生愛することができたのかもしれない。

 ホイットマンの詩の言葉が彼に具体化したとも言える。

 アリーにとって、ノアはなくてはならない人だった。忘却にあっても、彼を信頼していた。自らの物語を2人でなぞることで、大切な何かに、再び気づく。

 〈人が記憶を想起するのは、その記憶がその人の生に必要だからだ〉 プルースト

 思い出し、確かな感触を得て、眠りにつく。

 ずーっと、いっしょに、キリ果てのない世界で。

http://www.youtube.com/watch?v=EDwQ5zAknRc

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