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大分もの展

 6月2日(水)、大分市戸次にある帆足本家酒造蔵で開かれている「大分もの展」に行ってきた。

 cloud さんの手縫い革製品、木屋かみのさんの木製の器、アクセサリー、おひさまとかぜさんの木のおもちゃ、エラン工房さんのエッグアニマル、箸屋一膳さんの手作りの箸など、楽しく、温かく、優しい「もの」たちに溢れていた。

 なかでも、最も気になったのが、有馬晋平さんの「スギコダマ」だった。杉を削り、磨き上げた「もの」の肌触り、質感、匂い、色、模様が、とても気持ちの良いものだった。人肌に馴染む感触に魅かれる。

 作者によると、「杉が日本人のソウルツリー(Soul Tree)であると確信しています」。

 「木の温もり」というもの、に触れた気がした。同時に、自然(山林)に存在する、生きている木には、敵わない感じもした。

 自然にある「もの」を抽出するのは、文化だろうか、人の営みの姿だろうか。

 あるいは、皮を使って「もの」を作ることの喜びは何だろうか。

 展示されていた「もの」たちは、本来はもっと身近で親密な物であったろう。その頃は、私たちの生も、私たちと共にある物たちと、即応していただろう。

 私は私の「もの」を作り続けていかなくてはと、心の奥底の方で、思った。

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