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合理的配慮

 合理的配慮とは、

 「障害のある人が他の者との平等を基礎としてすべての人権及び基本的人権を享有し又は行使することを確保するための必要かつ適切な変更及び調整であって、特定の場合に必要とされるものであり、かつ、不釣合いな又は過重な負担を課さないものをいう」

 (第61回国連総会にて採択され、2008年5月3日に発効された、障害のある人の権利に関する条約、第2条)

  "Reasonable accommodation" means necessary and appropriate modification and adjustments not imposing a disproportionate or undue burden, where needed in a particular case, to ensure to persons with disabilities the enjoyment or exercise on an equal basis with others of all human rights and fundamental freedoms; 

 例えば、

 目の見えない人が会議に参加する際に、点字もしくは音声による情報の共有が為されること。

 移動に障がいのある人が会社や学校行く場合に、交通手段が過度の負担なく確保され、会社や学校においても、移動やトイレ等に不便の無いよう、配慮されること。

 筆記ができない人が、パソコンを使用して(時間も考慮されて)試験を受けられること。

 世の中にはいろんな人がいて、身体の機能が使えない人、考えや感情をうまく表現できない人が、そうでない人と平等に生活をすることができるのが、あたりまえの社会である。そのための、理に適った配慮を、私たちは準備しなくてはならない。

 考えてみれば、このことは障がいのあるなしに拘わらず、どのような場面でも必要とされる筈である。親密な人同士の会話でも、軍事施設を誘致される地の住民に対しても。

 その配慮は、本当は誰に対しての配慮か? 何に対しての配慮か?

 私たちは、何を大切にして生きていこうとしているか?

 いまここに訪れようとしているものを、大切にしようとしている。

 その配慮がこの世をつくっている。そのことを人はもっと自覚してもいいように思うのだが。

 人の生き易いこの世をつくるために、際限なく心を砕くこと、理性を用いること。

 

 

 

 

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