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花吹雪

 4月16日(金)午後6時半。少し晴れ。

 桜が咲き始めて一カ月が過ぎた。別府一番の桜の名所と言われる境川沿いのパストラル(結婚式場)辺りを走る。散りはじめているが、なお淡い色を木々に広げている。微風に揺られ、小鳥の囀りに、チラチラと緑の上に舞い降りる。

 それから実相寺へと足をのばす。夕闇が迫っている。下りの坂道で、急に強い風が吹くと、オレンジ色の街灯に照らさた花びらが舞う。降りしきる感じ。

 吹雪のよう。

 路の角の吹き溜まりに、花びらが集っている。今度は車のライトに照らされ、大粒の雪が舞い上がる。

 4月の半ばなのに寒い。春物の上から冬物を羽織る日が続く。時が幾度も反芻している感じがする。

 今見た光の花を記憶せよと、私の中の何かが命令する。

 今この時、私に現存している映像は、いつまでも消えずに残る物たちの願いかもしれない。

 永遠になりたがっているものたちの姿。夢見るトランク(安房直子作)の思いを想起する。

 今日の海の色は明るかった。

 明日は、もう少し暖かくなるといい。

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