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ショーシャンクの空に

 〈希望が、生きる力になる〉

 「夜と霧」にも同じことが書いてあった。

 冤罪で、終身刑という状況にあって、毎日さまざまのことを想起、後悔し、亡き妻への贖いの日々を生きる。それでも、絶望することなく自分や過去や現在を見つめていると、希望が、発見されるのを静かに待っていることに、あるとき気づいてしまうのではないだろうか。

 脆い壁質、リタ・ヘイワース、図書、調達屋、そして知識が、収容所の中に、希望への道標として布置された。

 水が岩を穿つように、長い時を刻みながら、自らの形を刻みながら、だが突如崩れる地盤のように、希望は不意にやって来て、一つの善良な魂を道連れに消え去った。

 希望は、各人の心に宿るもの。口外されてはいけなかった。

 希望は自身を見失わない。再び扉をたたき、公正な、広い場所へと彼を誘う。そしてその友までも。

 私たちの生きるこの場所は、希望たちの住処なのかもしれない。それと共に在ることに、私たちは喜びを見出す。

 それを、"聖霊" と呼ぶ人もあるかもしれない。

 〈記憶の無い海〉とは、どのような意味だろうか。

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