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2009年8月

何を想起したいか?

 思い出を辿る。

 何年経っても色褪せることのない(鮮かな)記憶がある。

 かつてM.プルーストは、長編小説の中で、いつまでも残っている記憶というのは、その人に想起されるべきものである、つまり、その人にとって大切な何かだからこそ、それは無意識に記憶されているのだと、語っていた。

 そうなのだと、そのとき私も思った。

 大切な何かだからこそ、覚えている。

 だから一緒に想起しましょう、というのが回想法。あなたの生にとっての大切な何かを。

 記憶とは何か。大切な何かとは、ほんとうは、何か? そういうことを私は考えている。何のために記憶は存在し、それは宇宙にとって何を意味しているのかと。

 ある人は「胎児の夢」という言い方をしていた。

 生命のかたち、かたちの生命、という言い方をしている人もいる。

 そういうことについて、次回から、少し詳しく語ってみたい。

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