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他なるもの

 エマニュエル・レヴィナス(1961)/熊野純彦(2005).全体性と無限(上).岩波文庫.

 

 以前、考える=生きるとは、永遠に触れることだと書いた。

 もっとも生を実感するのは、他者に翻弄される瞬間だとも書いた。

 自分の思い通りになる時より、ならない時の方が快であると。

 「異和に浴する」という言い方もした。

 それは芸術家の創作の瞬間、スポーツ選手の体験するある瞬間に等しいとも。

 私が考えているのではない、と感じられる瞬間である。

 永遠とは生命のことである、と感じられる瞬間である。

 永遠とは、私を翻弄する他者である。

 それにより、私は考え、生き、動く。

 人が他者との交流を欲するのは、そのためである。

 あらゆる活動の源である。

 

 レヴィナスによれば、〈他〉なるものとは、〈私〉の理解を超えるもの、決して理解し得ないものをいう。それに対し、〈同〉は〈私〉にとり込まれ得るものである。

 読みはじめたばかりだが、興味深いことが書いてある。しばらく付き合ってみよう。

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