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2009年2月

生きている

 逆流に呑み込まれて なお覚醒する

 〈私〉は手を伸ばす

 木枝を掴んだ刹那 それは消え

 感触だけがはっきりと残る

 印象を刻み もう一度!

 今度は深淵に潜る

 

 夢の背後で 〈何か〉が常に

 意味を付与(創造)しようとしている

 

 生きているものは 必ず 打ちのめされ

 同時に這い上がろうとしている

 「ただ生きている それだけで価値がある」

 生とは ほんろうされ続けていること

 自己を肯定し得ないから

今ここにある夢

 無窮に鏤められた光

 川面を行き来する無数の煌き

 病棟の壁に映える夕日

 草むらに眠る虫たち

 鯨の耳に届く蝶の羽音

 私を過ぎる数多の思い

 

 みんな 無限を欲している

 それは死を欲すること

 (それはどこにも無いから)

 生命に「死」が訪れるのは それが

 無限に至る門だから

 生がそれを求めているから

 

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