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ひらり ふわり

淡桃色の花びらが舗道に舞い降りる

風に流され

雨に打たれ

それはどこへ行くのだろう

 

「おかあさん」

笑う幼子の

髪にふり

頬にはりつく

 

いままで木に在り

数週間前まではこの世に現れていなかった

おまえも

遠い過去の記憶を

宿しているのだろうか

 

ひらり

ふわり

どこまでも

どこまでも

 

そしていつか祖母の笑顔に

 

おまえはなぜ

そんなに暖かく

そんなに冷たいのか

 

(1998.4.18)

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