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共鳴(空虚な石)

 年下の素敵な友人から、『リリィ・シュシュのすべて』(岩井俊二)をいう本を推薦してもらい、読み、その映画(DVD)も観た。挿入されている曲も、何度も聴いた。

 最も心に残ったのは、「共鳴(空虚な石)」という曲と、詩である。

 〈あなたに会う喜び あなたに会う切なさより苦しいのは まだ私の心の中に空虚な石が潜むから … 宇宙の先 魂のはて この身体の中から 響きが生まれて あなたにたどり着いて 共鳴する 言葉の意味を超えて …〉

 透明感があり、ごくしぜんに共感できた。ここに私自身の心が表現してある、とも感じた。さらに、この共感から何かが生まれる予感がしている。

 この(物質)世界とは違う何処かで、何かを感じ佇み、永遠に存在している、私。

 愛しいものではない。神や良心ではない。遍く(どこまでも)拡がっているもの。空虚なそれ。

 映画も、その空虚な何かに触れつつ、描かれていた。傷の痛みのような、風のような、そして美しい絵のような記憶が、何枚も重なっていた。

 https://www.youtube.com/watch?v=UtsBMuEe_u4

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